段差のない所で引っかかる
休日は基本的に家にいたい。
あと、この題名通りリアルに何もない平地で足を引っ掛ける。
『歳かな』
と老いを感じたら余計に老けるらしい。思わない為には、習慣を変える努力をしろ!鍛えろ!って感じだけど、冒頭の通り私は家にいたい。
今回はそんな話がしたいんじゃなかった。
早速、自分のホロスコープ載っけて読んでいこうと思ったのに、
星占いで使われるホロスコープは、実際の天体とは少し違うという情報を得てしまい、それについて調べていた。
ホロスコープは惑星(天体)、黄道十二宮(サイン)、12室(ハウス)、角度(アスペクト)を見ていく。
私が引っかかっているのは、12室(ハウス)について。
ホロスコープを見るときれいに30度ずつ各星座に割り振られている。
でも、実際の夜空を観察すると、申し訳ないけどざっくり30度ずつ分けるには不自然なくらい狭い星座も、広すぎる星座もある。
この幅の違いを生かしたホロスコープないのかな。あれば知りたい。
とりあえず、これから下はいろんな説があるんだよーってことを書いていく。
ハウスの分割方法は、Astrodienstを見る限り、23種類ある。けど、サイトによっては100種類あるという情報もある。共通することは、定説がないということ。
あとはどれも地球の自転や公転と同じ左回りということ。
どんな種類があるのかというと、分割方法の基準を時間・空間のどちらにするか。
分割方法についてもっというと、アセンダントからMCまでを3等分したり、単純に起点から30度ずつ均等割りしたりする。
緯度の違いでハウスの広さが偏ってしまったりするので、国によって使う方法が違うらしい。
因みに、アテンダントは太陽の軌道(黄道)と東の地平線が交差する点のことで。
上昇点ともいう。簡単にいうと、学校のクラスの出席番号1番の人だと思えばいい。笑
ホロスコープの元々は、時間を計ったり、暦を作るための道具だったことから、天動説基準のジオセントリックに限っては、時間で分割するのがいいのかな。と思ったり。
(調べた結果、複雑に思えて空間割りを想像できなかったというオチ)
気を取り直して先に進む。
分割方法がいろいろあることは分かった。
じゃあ起点はどこなの。ってなる。
実はこの起点も諸説あるらしい。
元々は同じ起点だったらしいけれど、地球が自転するのにコマみたいに軸が安定していないらしく、この動きを歳差運動というのだけど、1周するのに約26,000年かかるらしい。もう少し身近な感じにすると、約72年に1度ずつ逆行するらしい。
こういう違いが生まれたことで、起点を時間基準(1年で黄道一周する)にするか、恒星基準(牡羊座が0度)にするか、おおまかに2つに分かれる。
まずトロピカル方式。
春分点(昼と夜の長さが同じになるタイミング)に太陽がいる位置を牡羊座0度として12星座それぞれに30度ずつ割り振る。
地球は365日+6時間弱で一周するらしく、閏年を作ることでうまく調整されるので、このトロピカル方式は天体の場所はずれてしまっているけれど、時間的に安定している。
一方サイデリアル方式。
実際の夜空にある牡羊座を基準として12星座それぞれに30度ずつ割り振る。
牡羊座の肘辺りにアスペクトと呼ばれる星雲があり、そこを起点になっているらしいけど、今ではその星雲が望遠鏡を使っても見えなくなってしまっているため、人によって少し起点がずれてしまうらしい。でも、実際の牡羊座に近いことから恒星基準とされている。
ごちゃごちゃ書いたけど、1年365日で生きているから、トロピカル方式の方がしっくりくるな。と思った。
これからのブログも、一般的によく使われている方法でホロスコープを出していこうと思います。
でもやっぱり冒頭で少し書いた、12星座を30度ずつ分割してしまう方が問題な気がする。
サイデリアルを採用するなら、この12星座の分け方は30度分割じゃなくて、実際の星座の幅に合わせた方がいいんじゃないかな。と思う。